先輩、

あなたは気がついてなかっただろうけど、

僕はいつも遠くから見てたんだよ・・・

 

いつもあなたは楽しそうに笑っていたね。

その笑顔が僕に向けられたことはなかったけど、

僕はそれでも十分だと思ってたんだ。

 

だけど、先輩に彼氏がいるってことを人づてに聞いたとき、

やっぱりこのままじゃイヤだと思ったんだ。

 

ウソついて呼び出したりして、ゴメンね。

こんなふうに、汚れた体育倉庫で、

ガムテープで動きを封じられて、

先輩は泣き叫んでたのに、

こんなひどいことして、ゴメンね。

 

だけど、遠くで見る先輩の笑顔なんかより、

近くで見る泣き顔の方が、

ずっとかわいいってことに気がついたよ。

 

これからも、たくさん泣かせてあげるからね・・・

 

 

 


 

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